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高円寺 美容室 シエスタカーサ タカツグのブログ 

髪はあなたの印象をかえます。 髪が変わればあなたも変わる と信じています   杉並区 高円寺 美容室シエスタカーサで店長をしています。 毎日のサロンでの仕事、カット、パーマ、カラー、  そしてストレートパーマ(縮毛矯正)などの お客様に説明が足りていないことなどをすこしづつ書いていきます。 毎日更新中

DO-Sアシッド

2012.04.05 (Thu)
昨日もうとっくに書いてあると思っていたのですが
DO-Sアシッド書いてありませんでした。

DO-Sシリーズですが、シリーズの中でもっともいいなぁ
と思っている商品です。店販品ではないのでお客様にご説明する機会も
なかなかないのですが、パーマ、カラーするお客様には
みんなしています。

実はカラーもパーマもアルカリ剤というものの力を使わないとなかなかうまく
できません。このアルカリ剤が痛む原因といっても過言ではないでしょう。

痛むのイヤならアルカリ剤を使わないものでするしかないです。
まぁ都合よくできないとは思いますけど…
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このアルカリ剤に対して中和を目的に酸化剤を使います。
ところがこのアルカリにはPHというものの他に
MOL数(アルカリ度)という重さというか濃さみたいなのがあります。
このMOL数が高ければ高いほど時間が経つと中和しても
PHがアルカリに戻ってきてしまいます。


美容院の帰り2,3日後にぱさつくのはこれが原因です。その後少しずつ空気やら、シャンプーで中和され
だんだん中性になって行きます。


つまりアルカリをお持ち帰りになっているという状況がもう何年もありました。

このアルカリオフは完全には美容院で、できないというのが通説でしたが

逆に強い酸をつけると過収斂を起こしてしまうので、過収斂が起こると
今度はパーマ液が正しく反応せずに、パーマダレなどでパーマが落ちてしまっていたのです。


だから美容院ではこの(アルカリ戻り)ダメージを含めたのをパーマのダメージと呼んで?いました。

前置きが長いのですが、
DO-SアシッドはPH 5.5(もっとも健康的な髪のPH)
でなおかつMol数(酸度)は70というアルカリ破壊力抜群の酸リンスです。

通常パーマ液の(アルカリ度)Mol数は7ぐらいなのでいかに高いかがわかります。
これで(アルカリ戻り)ダメージはなくなります。全体のダメージも少なくなっているのはないでしょうか?



でも。。。。。。。。。。。。。。


でも。。。。。。。。。。。。。。



美容院での仕上がりの違いはありません。してもしなくても美容院での結果は同じです。
でもこんな酸リンスがあるのを知ってしまったら使わなかった罪ではないですか?
知ってて使わないなんで罪深いですよね。


悲しいですね。あした、あさってのためにするのです。先日お話したPPTより最終的に結果が出せるのに


美容院では結果出ません。だから報われない縁の下力持ち的な存在です。
しかも(アルカリ戻り)ダメージが家で起こるので、大抵の方は自分の
手入れが悪いのだろうと思う方が多いのですが、違います。


美容院でしたパーマ、カラーが(アルカリ戻り)ダメージを引き起こしているのです。


もちろん追加料金+1000円なんてとらないですよ。
それがパーマ液より高い酸リンスでもね。シエスタカーサはデザインを売っていますから。


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DO-Sシリーズで最初に出たパーマ関連商品ですが
この商品がもっともすばらしいと感じています。(美容院であまり結果出ませんけど)

パーマ液は他にもあるんです。いろいろがまんして使えば使えます。
トリートメントもそうです。ですがこの商品に限っては代替商品が見当たりません。
たぶん値段が高いのですが、まだ採算とれないのだと思います。また美容院で
結果の出ない商品は売り物としてやっぱりセールス弱いし…

だからことこの商品の重要性があるのだと思っていますし、もっとも必要な
商品ではないかなと思います。

これが本当のお客様のための商品。またうそのない商品だと信じて?!使っています。

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